えんぴの研究

約650年前に念阿弥慈恩によって弘められ、新陰流を通して現代剣道までその影響が見られる剣術の技、燕飛について考察しています。 twitter過去ログ https://twilog.org/empiken/

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2025年1月17日金曜日

新当流は念網慈恩の一派である② 表は念流、七條之太刀からが新当流

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  「新当流(神道流)は念阿弥慈恩の一派である①」では 伝書の文章から飯篠長威が中古之念流を学んだこと、初条七箇懸具足の前に念流を学んでいたという記述があった事を示しました。今回は新當流各派の体系の共通点や目録から、念流が含まれていること、七條之太刀からが新當流の太刀筋であること...
2025年1月11日土曜日

新当流(神道流)は念阿弥慈恩の一派である①

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 昭和の頃から「日本剣道の三大源流」として神道流、新陰流、中條流が挙げられています※1。中條流のかわりに念流が入る例も見られましたが、現在では「兵法三大源流」として念流、神道流、陰流が挙げられているようです※2。  この中の神道流は江戸初期以前は新當流と書き、香取の飯篠長威家直を...
2023年11月14日火曜日

武芸流派大事典の新陰流系図についての検証

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綿谷雪・山田忠史 編「増補大改訂 武芸流派大事典」は出版から数十年経た現在でも伝統武術について調べる場合の必須の資料です。時代を考えるとすさまじい仕事です。 ですが、昔から知られている通り、間違いが多い事でも知られますし、独自の記述についても出典が書かれていないので検討しようが無...
2023年4月12日水曜日

続・柳生新陰流兵法 修猷館WEBサイトの件

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 注:4/6にWEBサイトのいくつかのページが更新されているのに気が付き、内容を読んでおりました。その後も文章の改定があるようなので、最終的に4/10段階の記述に対して以下の文章は書かせていただいております。 こちらのページ で新たな記述が加わっておりました。 4月10日現在、当...
2023年3月30日木曜日

修猷館WEBサイトの新記述について および前回の記事の取り下げ理由

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記事引き下げについて 現在、修猷館のWEBサイトでは以下のような記載があります。 以下修猷館WEBサイトより引用 ※尚、最近、当会に対して、無免許で活動されている肥後新陰流の関係者で印可を許されていないにも関わらず、ホームページや伝書の一部分を見て、当会を一方的に、正統性がないと...

柳生系シンカゲ流各派の体系について(1)

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 現在伝承されている柳生系新陰流は尾張藩柳生家に伝わったものが主となっています。  柳生系統とされる流派が複数伝承されています。小城藩の新陰流、黒田藩の柳生新影流(柳生新陰流)、徳島の柳生神影流、大和柳生新陰流、柳生心眼流などです。 ・小城藩の新陰流  西小路の鍋島家が伝承した新...
2023年2月27日月曜日

修猷館の新陰流について 燕飛の研究特別編

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ーーーーーーーーーーーーーーーーー 3/28追記 修猷館 の方がこちらの記事を読まれたようで、以前と記事の内容が変わっておりました。「黒田藩の有地家・三宅家が歴代発行してきた正伝の伝書巻物内容に準じている」や獅子奮迅等の主に批判対象としていた記載が無くなっており、また口伝で伝わっ...
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