2023年2月27日月曜日

修猷館の新陰流について 燕飛の研究特別編

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3/28追記
修猷館の方がこちらの記事を読まれたようで、以前と記事の内容が変わっておりました。「黒田藩の有地家・三宅家が歴代発行してきた正伝の伝書巻物内容に準じている」や獅子奮迅等の主に批判対象としていた記載が無くなっており、また口伝で伝わっているというような事も追記されています。また、こちらの記事に対し
「当会を一方的に、正統性がないと誹謗中傷しておられる方」
として法的対処にも言及されています。
当初批判していた内容と、現在のWEBサイトの内容が変わっているようですので、どちらにしろこちらの記事は見当はずれの部分が出来てしまったと思います。
 また、元記事のリンクがすべて繋がらなくなっておりますので、引用要件も満たせていないため、記事は一時取り下げようとおもいます。


 

さらに新たに現在の肥後新陰流等について誤解と誤りの多い記載が追加されています。特に私の念流伝書に関する批判は完全に内容を勘違いされているようです。
「最近、疋田豊五郎は念流の秘伝技法を伝授していなかった、弟子が勝手に編み出した物であるとの根拠なき主張があるが、これは間違いである。これを裏付ける様に、熊本藩新陰流には八組と呼ばれる念流の小太刀術が現在しており、尾張柳生春風館の赤羽根龍夫氏の著書『新陰流疋田伝の研究』にも熊本藩新陰流師範家であった林家の伝書の一部が紹介されている。」念流兵法 

とありますが、こちらが以前の私の批判、
「同ページにある絵目録は、赤羽根龍夫「新陰流疋田伝の研究」に掲載されている、肥後藩林家に伝わった系統不明の伝書です。この伝書についてはある程度どの系統に伝わったものか推測できていますが、疋田豊五郎が伝授した形式ではなく、その弟子の時代に作られたものです。その系統は肥後藩のものではありません。」(当方の削除記事より)

を勘違いされているものと思われます。
疋田豊五郎が二刀等の念流の技法を伝承したのは間違いないのですが、念流に関しては伝書を伝授していなかったと思われ、系統によって伝書の内容が異なっています。少なくとも疋田の二刀は少なくとも二系統で伝承され、林家の伝書はそのうち一系統のものと全く同じです。もう一系統の二刀の伝書は林家の伝書と全く違います。という事です。なお林家の伝書は肥後藩のものではないと考えられます。

以前の記事に関しては現在のWEBサイトにあわせて修正して再度投稿しなおしたいと思います。 

当記事に対する記載は、
柳生家目録

疋田家目録 

上記のページにあります。